生物系研究室の選び方とブラック研究室の特徴を語ります
理系学生の皆さんにとって、研究室選びはかなーり重要になります。
いや例え「すぐ就職するからなんでもええやんけ〜」と思っててもですね!理系大学生生活の最後の1年くらいは研究室が生活のベースになるんです!すべからく、そうなります!
大学院に進む人はもちろん大事です!いやーなんか間違えたなーってなって外部とか受けて逃げるのちょっとめんどいですよ!22〜24歳から新しい友達作れますか?
僕はあんまりつくれなそうです
なので今回はこれから研究室選びをする大学三年生以下の皆さんが参考にできるような事を語ります。
自己紹介
本題に入る前に少しだけ私の紹介をさせてください
私は学部時代にブラック研究室を選びました。さほど興味もないテーマなのに数少ない友達について行ってしまいました。
そして半強制的な労働と教授のハラスメント(かつて問題にもなったことがあります)を耐え抜き
大学院進学の際はホワイト研究室に外部進学しました
つまり二度研究室を選んでいます
この記事を読んでいる半分くらいの皆様よりは研究室選びに一日の長があるでしょう
そんな私が言うことなので安心して聞いてください!!とは口が裂けても言えませんが、皆様の研究室の参考になればと思っております。
ホワイト研究室を選べ
結論から言います
「めちゃくちゃやりたいこと」がない人はひたすらホワイト研究室を選びましょう
ひたすら、です
なぜかというと、
ブラックらしいけど、なんとなくやりたい研究からまあいいかな
って思って入ると必ず後悔するからです
ブラック研究室ってやっぱりなかなかひどいですよ。
個人的に言わせれば
劣悪な環境でちょっと好きなテーマを研究する
よりも
良い環境でそんなに興味ないテーマを研究する
ほうがよっぽど進みますと思いますし、精神的に全然楽です。
あと、人間ってちょろっと本気で取り組めばだいたいそれを好きになると思うんです。
そういうこと、ないですか?いままで
どんなテーマにも深みと面白さがあります。興味のないと思ってたことが面白いと分かった時って余分にワクワクしませんか?
ま、とりあえず今回はブラック研究室を選んで欲しくない理由に焦点を当てて語りたいと思います。
ブラック研究室の実態
ブラック研究室ってまあいろいろ種類があると思うんですけど、基本的に拘束時間が長いか、教授が頭おかしいのどちらかには属すると思います。
拘束時間はなぜ長くなる?
拘束時間が長いってことは、なにかしらの仕事をずーーーっと半強制的にやらされるということなわけです。
なにをやらされるかは研究室によって違いますけど、ずーーっと自分の好きな事ができるところなんて無いでしょう。
むしろ「えーーー…」ってなる面倒な業務の方が圧倒的に多いです
なんでそうなるかというと、大学の研究室の学生って教授らからしたら無料の労働力提供者なわけです。
大学の研究室ってだいたい金が無いので出来るだけ試薬とか機械とかのコストを抑えたいと考えてます。で、安い試薬とか機械って高価なものと比べると実験の手間と時間が圧倒的にかかるんです。
まあでも学生は何時間働かせても残業代とか出さなくていいので、別に高価なものを揃える必要はありません
とある企業研究者は「学生の頃の研究の悩みはほぼ全て金で解決できた」と言っていました
教授を見極めましょう!
教授ってまあだいたいどっか変な人なんですけど、たまに完全に人格が欠落してる人がいるんです。
講義受けててなんとなくわかるよって思ってる人もいるかもしれませんが、意外と講義では優しいけど、研究室だと豹変する人も多いです。
本当に優しい人はまれです
研究室というせまい世界では教授が王です。どんな研究室になるか?どんな方針をとるか?の命運は教授が握っています。
もし研究室見学とかをする機会(コロナ禍では難しいかもしれませんが…)があったら先輩から教授が研究室ではどんな人なのか聞いてみましょう
濁されても根気よく聞くことが重要です。先輩がどんなにいい人でも、結局は教授が全てを変えますから
今回のまとめ
興味ないホワイト研究室
か
興味あるブラック研究室
で迷ったら基本的にホワイト研究室を選ぶ方向で考えましょう。
それくらいブラック研究室はヤバいということです。
すこし長くなりそうなので今回はこれまでにして、次回は具体的にどうやって研究室をどういう基準で選べば良いか語ります。
最後に、最初の写真の花ってなんですか?